冷たい水の中をきみと歩いていく

平坦な戦場で生き延びること

やっと確定申告をしてきた話

イトルまんまだが,今日はなんとか確定申告を完了してきた。

 

とはいうものの,すでに3日連続で税務署に足を運んでいる。何度やっても必要書類に不備が見つかり,後日出直す羽目になっていたのだ。ひとえに自身の不徳のいたすところであり,社会性のなさに恥じ入るばかりである。ところで「不徳のいたすところである」って言葉,全然反省してないけどとりあえず言っとけ感あってすごく好き。

 

そもそも会社員であり既に年末調整済であるところの私がなぜ確定申告をするかといえば,無職だった4~5月に徴収された国民年金保険料*1の所得控除のためである。還付金は3,000円ちょい。そんな金額だったら正直行かなくてもいっかみたいなとこもあった。面倒くさいし。

 

まあ家からも税務署まで近かったし行ったことなかったので,せっかくだしみたいな軽い気持ちで行ってみた。それが今週火曜日のことである。いざ着いたらなんでか知らないがやたらと混んでいた。オイオイなんで平日なのにこんな混んでるんだ?みなさん労働はどうした?と思っていたが,よく考えたら確定申告しに来る人の多くは会社員ではなく個人事業主だったりするので当たり前なのであった。

 

で,1時間くらい経ち,私は失意のもと税務署をあとにした。書類不備で受け付けてくれなかったのである。そしてそれが私の闘志に火をつけた。かくなるうえは絶対に申告を確定させてやる,と。そこから水曜日,木曜日と連日税務署を訪れることになる。三国志でいうところの三顧の礼である。迎え入れるのは諸葛亮孔明ではなく,たかだか3,000円の還付金だが……。

 

まあとりあえず敗因を振り返ってみる。

 

◯1回目・・・敗因:シャチハタの使用

職員さん「あっこれシャチハタですよね,使用できないんですよ」

私「(マジか)いやーでも確かシャチハタじゃなかったような,ていうか普通のハンコだったような気がするんですけど(早口)」

職員さん「いやこれシャチハタですね」

私「はい」

 

シャチハタってこういう時使用できないんだ…という自身の社会性のなさが表れてしまった場面。確定申告の時期だからか知らないけど,Twitter上でもいろいろなシャチハタについての情報が飛び交っていた。便利なのにシャチハタ。

togetter.com

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◯2回目・・・敗因:源泉徴収票のプリントアウトを使用

職員さん「あっこれ源泉徴収票は原本じゃないと受け付けられません」

私「(まずい,この展開は…!)いやーでも確かプリントアウトじゃなかったような,ていうか会社に原本を出してもらった気がするんですけど(早口)」

職員さん「いやこれプリントアウトですね」

私「はい」

 

源泉徴収票,会社のシステム上でPDF閲覧するスタイルなので普通にプリントアウトして持っていったら受け付けてもらえず。でも人事部に言ったら原本を出してくれた。社印が押されているわけでもないし,何が違うねん。ていうかなぜバレた。

ぜんっぜん関係ないけど源泉徴収票」って「源泉かけ流し」みたいでなんか良い。

 

まあそんなこんなでなんとか無事,申告を確定させることが出来た。税務署を出ていくときに毎回毎回職員さんが「お疲れ様でした!」と非常に丁寧に挨拶してくれるので,「何かとクレームをつける面倒くさい”御客様”がいるんだろうなあ……そうならないようにしなくちゃなあ」などと思ったりした。

 

ヤマもオチも意味もないが,こんなところで終わる。ところで最近聞かない気がするんだけど今は「やおい」って言わないのか?

 

終わり。

*1:私は前職を辞める際に上司との折り合いが悪く有給休暇を消化せずに退職することになったため厚生年金保険に未加入の時期がある。無職なのに毎月16,340円の保険料は痛いので督促状が来るまで無視していたが,ボーナスが出たので昨年12月に渋々払った。