冷たい水の中をきみと歩いていく

平坦な戦場で生き延びること

夢の見た夢(意味なしアリス)

ここんとこ毎日ブログを書いているので日記っぽくなってきた。ブログの良いところは思い立ったらすぐに書けるところだ。Twitterだとすぐに流れていってしまう思考(フロー)が,ここだとまとまった思考(ストック)に出来る。と言っても明日は飲み会だし土日は京都に行くのでたぶん日記は書けないんだけども。まあいいや。

 

今朝,夢を見た。

 

素敵な夢を見てツイートしていたフォロワーさんがいたので,真似して朝に夢をスマホのメモ帳に書き記してみた。夢の内容は全く思い出せないので,メモ帳を見て初めて思い返す。虚構が現実を作るシミュラークルっぽい感じがあってなんだか面白い。朝はとにかく弱いので,正直書き記したという事実すら曖昧だったが,メモ帳を開くときちんと文字列が記録されていたので安心した。

 

以下はその内容。原文ママで記す。

 

8/23 4:37

当たり前のように前職の夢を見た 半分外みたいな路上っぽいとこでパーティーやってて俺は様子を伺っている 高校や大学の同級生もいる でも俺はずっと外から見ている あるきだした

 

4:37て。どうやら高齢者みたいな時間に目が醒めたらしい。ちなみに当然のようにその後二度寝しているので4:37に起きた記憶は一切ない。その後寝続けて8:15に起きたのは流石に少し焦った(9:00始業)。

 

「当たり前のように前職の夢を見た」というのは,昨日書いたブログの記事(https://t.co/hQktdwztPb)を受けてのことだろう。昨日は転職に至るまでの辛かったことや死にたかったことなどをいろいろ思い返していたから,夢にそれを見てしまうのは予想通りではあった。

 

「半分外みたいな路上っぽいとこでパーティーやってて俺は様子を伺っている」というのはよくわからない。私が去った後でも変わらない毎日が営まれている……ということだろうか。そして案の定そこに入っていくことは出来ない。様子を伺っている,というのが何とも私らしい。たぶん電柱にでも隠れてチラチラ見ていたのだろう。ところで,「路上っぽいとこという時点で半分どころか全部外だが……」というのはナシで。これは夢なので。前職では休日に組合主催のBBQパーティーがあった(2回行ったことがある)ので,それが念頭に置かれているのかもしれない。

 

「高校や大学の同級生もいる」なんでいるんだお前らは。しかもなんかこれは少し憶えているのだが,特に付き合いのなかった連中が出てきた気がする。こういう連中に限って同窓会で会ったりすると「ようライカ!元気してたか?いや~みんな大人になったよな!ていうかウチ(母校)のこういうとこ最高だったよな!!」とか言ってきたりする。誰だよてめーは。いきなり現れて好き勝手言ってんじゃねーぞ。ていうかライカさんは人の顔を覚えられないので,割とマジで忘れてたりする。名前を忘れることはほぼ無いが,顔は本当に憶えられない。まあそういうよく知らん連中がうようよと出てきたらしい。

 

「でも俺はずっと外から見ている あるきだした」なんかこれ怖い。絶対真顔でずっと外から見てたし,真顔でスッとあるきだしただろう。いったいどんな心境だったんだろう,夢の中の私は。昨日までとの決別なんだろうか。そうだったらいいな。

 

タイトルは谷山浩子さんの曲「猫の見た夢」「意味なしアリス」から。

今日はシンプルな感じで。終わり。