冷たい水の中をきみと歩いていく

平坦な戦場で生き延びること

2018-01-01から1年間の記事一覧

朱に交わったって赤くならない色もある

「体育会系」という言葉の違和感についてと社会における受容のされ方について,気になっていたことを纏めてみました。

「あなたにはわからない」vs「俺がお前のことを一番わかっている」

「無意識の差別意識」から「あなたにはわからない」vs「俺がお前のことを一番わかっている」問題について,改めて少しだけ考えてみました。

立てば百合,座れば百合,歩く姿は百合の花

百合の受容における人物性の捨象と残存する関係性の残り香について,『リズと青い鳥』から纏めてみました。

ディスコミュニケーションあるいは言葉のドッジボール

異文化コミュニケーションかと思ったがよく考えたらコミュニケーション成立してなかったパターン。

Down the rabbit-hole

金曜日に旧・博物館動物園駅に行ってきたことを日記にしています。

ハサミは切れぬが役に立つ

切れないハサミよりも飛べない豚よりもよっぽど役に立たないものがあるのでは???

思いますじゃないんだよ,と彼は言った。

主観と客観。内容と形式。在野と在朝。グラデーションとクリアカット。

夢日記(夢オチではない)

夢(DreamではなくNightmare)の話です。

リズと青い鳥文庫

劇場版『若おかみは小学生!』を観てきた。 www.waka-okami.jp 10/19(金)からTOHOシネマズでの上映が増えて(上野・新宿・日本橋・日比谷あたりでも追加された)より観に行きやすくなったので,まだの人は絶対観に行ったほうがいい。さすがに文部科学省選…

くだらないの中に

いまさらなのだが,最近Netflixで『水曜どうでしょう』をよく見ている。実はいままでちゃんと見たことはなく,たまにTOKYOMXを見ていると異様に画質の悪い番組の再放送がやってんな……くらいにしか思っていなかったのだ。なんか大泉洋が出てんだっけ?確かダ…

時には昔の話を

大学生には戻りたくない

夭逝はあきらめた

ようせい【夭逝】 (名)スル 年若くして死ぬこと。若死に。夭折。「将来を期待されながらも-した」 (大辞林第三版,三省堂,2006) このブログでも折に触れて述べているように,私は今年で26歳になった。いわゆるアラサーである。そんな私も中学生くらい…

気分はもう最低

人は結局,自分の枠の中で生まれて死んでいくのだな,と思う。 いきなり主語がクソでかくて恐縮至極ではあるが(文字通り一文字目の主語がクソでかい),その「枠」が身体という牢獄であれ,思想という縛りであれ,くだらない人生観であれ,趣味嗜好であれな…

谷山浩子を聴け

いきなりだが,みなさんは谷山浩子(敬称略)を聴く必要がある(食い気味)。 少し前にTwitterでは,「全オタクはこのミュージシャンを履修しろ!」的なやつをよく見かけた。ツイート製作者のとても熱い想いが,メモ帳スクショ4枚で怒涛のように伝わってくる…

月曜日の実験室

今日,オードリー若林のエッセー『ナナメの夕暮れ』を読んだ。 特別何かが尖っていて心に刺さる!というわけではないが,私のようなタイプの人間は共感してしまうことが多い。 エッセーの内容としては,冷笑混じりで呼ばれる「自分探し」を40歳近くまで続け…

男のケモノ飯

獣だ獣。今日はけものフレンズ,ではなく獣のことを書いていく。 最近平日の昼休みは,行きつけの近所の鮮魚店で魚弁当を買って家で食べることが多い。私は会社から徒歩5分のところに住んでいるため,地の利を得ているのだ。ところで,鮮魚店がやってる魚弁…

終わりしメシの標べに

『花のズボラ飯』『甘々と稲妻』『ラーメン大好き小泉さん』『めしにしましょう』『侠飯』『めしぬま。』『くーねるまるた』……ここ数年メシの漫画が流行り続けている。ブームの火付け役がなんなのかはわからないが,やはり『孤独のグルメ』の影響は大きいん…

これからの漫画の話をしよう

タイトルのまんまだが漫画の話をしていく。 ジムから帰ってきて風呂入って最高のビールを飲みながらこれを書いている。私はビールは基本的にエビスしか飲みたくないタイプ(しゃらくせぇタイプ)。それはさておき今日はいきなり本題に入る。自分で言うのも何…

風と光と二十六の私と

今日は全身が痛すぎるので会社を早退して,生まれて初めてのマッサージに行ってきた。マッサージ師曰く,どうやらライカさんは身体は柔らかいらしいのだが,日頃の不摂生が祟ってどうしようもない身体になっているらしい。全身バキバキですね~と嬉しそうに…

きっと十年後にも一緒に笑って飯を食おう

ふと手元のカレンダーを見たら今年もあと3ヶ月ないことに気がついてしまった。もう2018年の75%が終わってしまったことに驚きを隠せない。よく考えたら今年は退職→ヨーロッパ旅行→転職という激動の1年だったし,光陰矢の如しの極み(そういえばフタエノキワ…

平坦な日常でぼくらが生き延びること

今日はスーパーに秋刀魚が並んでいたので買った。一匹150円というのは高いのか安いのか分からない。もう秋の足音がするような気がする。魚グリルがあるのでそこで適当に焼いただけだが,表面に浮き出てきた油がじゅわじゅわ言ってとても美味い。ほろ苦い内臓…

三丁目と四丁目の間で(夕日は見えない)

昨日こんなブログを書いた(http://komaryuzouji.jugem.jp/?eid=497)。その前半で最近読んでいる『凪のお暇』という漫画について書いていて,本筋ではないので早々に話を終えてしまったのだが,今になって書きたいことがムラムラっと出てきてしまった。 昨…

いつか”一緒に”輝いて

最近の日の落ちる速さに驚きながら,何かを諦める顔をしている。例えばそれは日の長さだったり平成最後の夏だったり夏のエモさだったりするのだけど,私たちはいつも何かを諦めて失っていく。仕方ないさ,とつぶやいて諦める。 最近『凪のお暇』という漫画を…

夢の見た夢(意味なしアリス)

ここんとこ毎日ブログを書いているので日記っぽくなってきた。ブログの良いところは思い立ったらすぐに書けるところだ。Twitterだとすぐに流れていってしまう思考(フロー)が,ここだとまとまった思考(ストック)に出来る。と言っても明日は飲み会だし土日…

S氏の隣人

昨日とテンションが180°違いますのでお気をつけください。さながらジェットコースターです。 昨日でこのブログは5周年だったらしい。これを書いてるライカさんは誕生日が8/20なので,大学3年生の誕生日の翌日に始めたようだ。多分当時,何かと思うところがあ…

味の迷宮

友達と新宿・ションベン横丁のうす汚い中華料理屋で化学調味料の味がする炒飯を食べながら「最近マズいものってねぇな」という話をした。現在進行系で食ってるこれは確かに味の素の味しかしないけど別にマズくないし。何なら週一とかなら全然食えるし。毎日…

冷たい水の中を言葉と歩いていく

「孤独をつぶやくな。沈黙を誇れ。」 数々の名言を生み出してきた,かの有名な成人向けコミック雑誌『LO』2011年11月号のキャッチコピーである。 『LO』は成人向けとは思えないたかみち氏による美麗な表紙と秀逸なキャッチコピーと,一方で普通の成人向け雑…

ぼくたちは何だかすべてフェスにしてしまうね

ここ数日,友人らと東北地方へドライブに行っていた。 まず早朝に着いた大きなダム湖では遊覧船がいた。営業時間前で乗客も誰もいないにもかかわらず「こちらに見えます雄大な景色は……」というアナウンスが聞こえてきたので,リハーサルでもやっていたのだろ…

明日また目覚まし時計をかけるよ

最近なぜか,毎朝5時に目が覚める(しかしその後二度寝して7時半に起きることにはなるのだが……)。 こんなに早く起きるなんてもう歳かしら,と思っていたが,今朝目覚まし時計をよく見たらアラームが5時に設定されていた事に気がついた。ついこの間のSIREN展…

ambivalence ambulance

最近,家の庭にきのこが生えていたので「オッ」となった。 意外ときのこは色んな所に生えている。前に近所のメガネドラッグの看板からきのこが生えていて,あれってどういうシステムなんですか?と店員に聞きたくなったことがあった(が,こらえた)。実際は…